引き続きライアン・レイノルズが”デッドプール”を語ります。
以下:シネマトゥデイより抜粋
Q:いつ頃から『デッドプール』のファンになったのですか?
ライアン
2004年からだよ。『デッドプール』の権利を持っているスタジオの重
役……そのころはニューライン・シネマだったな。重役たちが僕に、
「デッドプールは 知っているかい?」って聞いてきたんだ。そこで「知ら
ない」と答えると、「知っておくべきだよ! 君がデッドプールなんだか
ら!」と言ってコミックを送っ てきた。そしたらコミックの中に、「マス
クの下はどうなっているの?」って誰かに聞かれたデッドプールが、「俺
はライアン・レイノルズとシャー・ペイ(犬の一種)を混ぜたように見え
る」って答える場面があったんだよ!
(記者:まさに運命的な出会いですね。)
「ワーオ、奇妙だな。だから連中は僕のことを考えていたのか」と思った
のを覚えているよ。そして、コミックを読み続けていくうちに、彼に完全
に感情移入し てしまった。僕と、このキャラクターはとても似た感性を
持っている。僕も彼のように、ポップカルチャーが大好きで、ポップカル
チャーをネタにしたジョーク が大好きだからね。とても魅了され、彼のこ
とが大好きになった。タダでもこの役をやりたいと思ったんだ。
Q:劇中には、あなたが考えたアドリブもかなり入っているようですね?
ライアン
デッドプールにはルールがない。どんなことを言っても、どんなこともで
きる。ファンのみんなが気に入っているセリフ で、X−MENの豪邸を訪れ
たデッドプールが、(屋敷にコロッサスとネガソニック・ティーンエイ
ジ・ウォーヘッドの二人しか居ないのを見て)、「スタジオ は、もう一本
『X−MEN』映画をやる金がないみたいだ」と話す場面があるけど、それ
は、僕がふざけて撮ったテイクの一つだったんだ。僕らはそれを映画の 中
に入れ込んで、どうなるか見てみようって感じで、テストスクリーニング
をやったら、観客にとてもウケた。それでそのまま、セリフを残すことに
したんだ。 そういったことがやれる環境が、僕らにはあったんだよ。
Q:では、監督経験のないティム・ミラーがこの作品に抜擢された理由はなんだったのでしょう?
ライアン
『ウルヴァリン』の後で僕らは脚本を書くチャンスを得て、それから多
分、20人ぐらいの監督たちと会った。でも、ティム(・ミラー)に会った
途端、彼こそ この映画の監督だとわかったんだ。彼は、それまで映画を監
督したことはなかったけど、「この人はこの作品を理解している」と感じ
た。僕が監督に求めていた のはそれだけさ。なぜなら、どんなに素晴らし
い監督でも、作品の世界観や題材を理解し、それに通じる感性を持ってい
なければ、絶対にそれをちゃんと描くこ とはできないと思うからさ。
何でそれがわかるかというと、前にそういった経験があったからだ。他の
コミックを基にした映画でね。「これはうまく いっていない。この作品を
うまく生かせるためのものがない」と感じたことがね。でもティムは、
デッドプールのことをちゃんとわかっていた。だから、(彼の バックグラ
ンドが)VFXアーティストだってこともどうでもよかったんだ。でも結果
的に、スタジオを説得するのにそのことが役立った。彼と一緒に作った
『デッドプール』のテストフッテージがインターネットに流出して、(そ
れを見たファンが熱狂し)その結果、この映画を作れることになったんだ
からね!
映画”デッドプール”は本日公開!!!
ソース:シネマトゥデイ
むむ!ちょっと興味でてきたかも?? でもまだレンタル鑑賞予定です。