マーベル・シネマティック・ユニバース作品で魔術を操る新たなヒーローとして2017年1月に公開された”ドクター・ストレンジ”は映像革命として素晴らしい成績で大ヒットしましたが、主演を務めたベネディクト・カンバーバッチはおそらく制作されるであろう続編の監督を再びスコット・デリクソンにやってほしいと熱望しているようである。
カンバーバッチはデリクソン続投を熱望する理由に
スコットは、映画製作のプロセスに長けているからだ。
と答えさらに
「『ドクター・ストレンジ』は、ヒーローの誕生を描く他の映画よりもずっと撮影が難しかった。この手の映画に簡単なものなどなく、どれも苦労がつきものだが、『ドクター・ストレンジ』の場合はとてつもなく締め切りが早かった。だから、スコットは毎日現場で壮大なシーンのカメラやアングルや演技やビジュアルといった準備をしながら、編集とVFXのチェックを同時進行で進める必要があった。いってみれば二つのフルタイムの仕事をこなしていて、過去に超常現象を扱った映画を手掛けた経験はあるものの、彼自身も認めるようにこれほど大きなスケールの映画は手掛けたことがなかった。彼は自分が持っている卓越した技術を総動員しており、その成果はスクリーンに投影されている。完成した映画を見れば、彼がまた監督をやるべきなのは明白だろう。
とデリクソンの手腕を大いにかっているようである。
ソース:映画.com