”スパイダーマン/ファ・フローム・ホーム”は”アベンジャーズ/エンド・ゲーム”直後から物語が始まると言われています。
それが故に、トレーラーは少し”アベンジャーズ/エンド・ゲーム”に関するヒントを与えている可能性が潜在的に存在しています。
1)小切手のサインがペッパー・ポッツ
2バージョンのトレーラーが公開されていますが、その一つのバージョンではハッピーがピーターに奨学金の小切手を持ってくるシーンがありますが、そこのサインはペッパー・ポッツになっています。
トニー・スタークが”シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ”の時に設立した奨学金制度ので当然、スタークのサインであると思われますが、トレーラーではペッパー・ポッツです。
しかし、これは《Stark Relief Foundation》の共同創設者兼チェアとなっているので彼女のサインでもおかしくありません。
2)スパイダースーツを見つめるピーター
トレーラーではクローゼットにしまっているスパイダースーツを見つめて何やらしんみりしたピーターの姿が確認できます。
これはスタークがもう存在していないこと示しているかもしれません。
そしてそれはスーツを見るたびにスタークを思い出させているようです。
3)ピーターを励ますハッピー
トレーラーの後半ではピーターに向かってハッピーが《君ならやれる》と励ますシーンがありますが、それはスタークの飛行機の中で言われています。
そしてそこにはスタークの姿がありません。
さらに”ホームカミング”でピーターを鬱陶しく思ってたハッピーとピーターの距離が縮まっているように感じます。
しかし、それはホームカミングの最後でハッピーの失態を最終的にピーターが救ったことで距離が縮まったとも言えます。
4)ニック・フューリー
大きな脅威が迫ってきた時、フューリーはスタークやスティーブにまず声をかけていました。
アベンジャーズ計画の最初もトニー・スタークであり、シールドの危機ではスティーブでした。
今回もヨーロッパの地で大きな脅威が迫ってきていますが、彼が声をかけたのはまだ高校生のピーター・パーカーです。
ハイドロマンのような敵が登場しているのにスタークのアイアンマンではなくピーターに頼るのは一体なぜか?たまたま近くにいたからだと言ってしまえばそれまでですが、そこにはすでにスタークやスティーブが存在していないことも推測出来るのではないでしょうか?そしてそれはハッピーの言葉《君ならやれる》につながるのかもしれません。
ピーターにとってトニー・スタークの存在は指導者の関係性を超えた存在だったかもしれません。
そんな彼を失ったことから乗り超えなくてはいけないといった葛藤が描かれているのかもしれません。
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